中日ドラフト1位の根尾昂選手は中学校時代から評価は群を抜いていたそうですが、その貴重映像がありました。投げては中学生でMAX146km、バッティングも守備も、この動画を見ればその凄さは一目瞭然。スーパー中学生を一目見ようと、一流のプロ野球選手までもが根尾選手を見に来たのだとか。

スーパー中学生・根尾昂の凄さを物語る動画

岐阜県高山市出身の根尾選手は、小学6年生でピッチャーとしては既にMAX128kmを投げていたそう。中学生になると、学校の部活ではなく地元のシニア(※)「飛騨高山ボーイズ」に入ります。その飛騨高山ボーイズ時代のエグい動画がこちら。

最初の試合前でのブルペンのピッチング練習から、唸るような速球を投げている根尾選手。その後の試合では140km台を連発して、最速は146km。観客席からはどよめきが起きています。真っ直ぐだけじゃなくて、126kmのスライダーもエグい。

個人的には、根尾選手の凄さは当然のこととして、その豪速球を簡単に捕っているキャッチャーの子も凄いと思います。

打ってはレフトオーバー、ライトオーバーのフェンス直撃。そして次のセンターオーバーでは快速を飛ばして楽々スリーベースヒット。

走っても、2塁ランナーの根尾選手はピッチャーのモーションを盗んで完璧なスタートで三盗を決めると、キャッチャーのパスボールで一気にホームイン。

試合前のノックでも、グラブ捌きの上手さが際立っていて、まさにスーパー中学生。そんな根尾選手は小学生の時に中日ドラゴンズ選抜に選ばれたこともあって、名古屋界隈でもその名が知れ渡っていたのだとか。

中学生の根尾昂を中日ドラゴンズの一流選手が観戦

2015年の夏、中学3年生の根尾選手率いる飛騨高山ボーイズは、中日主催の中学校硬式野球大会「ドラゴンズカップ」に出場。

順調に勝ち進み、迎えた準決勝は中日の2軍の本拠地(ナゴヤドームができる前の中日ドラゴンズの本拠地)であるナゴヤ球場で行われたのですが、根尾選手が出場するという情報を聞きつけた岩瀬仁紀や川上憲伸など、中日の1軍で活躍するそうそうたる面々が、根尾選手を一目見ようとわざわざ集まってきたのだとか。

その時に根尾選手が投げたのが、動画にも登場したMAX146km。この時の根尾選手のピッチングを岩瀬選手や川上選手と一緒に見ていた、ドラゴンズの少年野球担当・水谷さんは、

「ナゴヤ球場のスピードガンは他の球場よりも辛い(スピードがあまり出ない)んです。146kmなんてプロのピッチャーでも滅多に出せない。そのうえスライダーのキレも抜群」

とコメントしています。

晴れてプロ野球選手になった根尾選手。少年時代から慣れ親しんだ地元・名古屋でどんな活躍を見せてくれるのでしょう。

(※)普通、中学校の部活動としての野球部では軟球を使用し、硬球を使うのは高校生からですが、「シニア」とは中学生のうちから硬球を扱うチームのこと。シニアには地域の色々な中学校の生徒が集まってきます。

なので、シニアに入る場合、学校の部活は何も入らない(いわゆる帰宅部)か、もしくは陸上部などにとりあえず在籍だけしておいて、平日は学校の部活、土日はシニアの練習に参加するといったケースが多くみられます。