広島カープ・鈴木誠也選手が生まれ育った実家は喫茶店なのですが、そこには父親が手作りした特訓場が併設されていて、プロ野球選手にまで育て上げたリアル「巨人の星」物語がありました。「アド街ック天国」にも取り上げられた喫茶店の場所と現在の様子は?

鈴木誠也のプロフィール

今では日本を代表するスラッガーに成長した鈴木誠也選手なので、すでにご存知の人も多いと思いますが、念のためプロフィールのおさらいを。

  • 生年月日:1994年8月18日
  • 出身地:東京都荒川区町屋
  • 身長:181cm
  • 体重:96kg
  • 出身校:二松学舎大付属高等学校(甲子園出場は無し)
  • 高校時代の実績:投手としてMAX148km、通算43本塁打、50m走5.8秒
  • プロ入り:2012年ドラフト2位
  • 契約金:6000万円

鈴木選手が二松学舎大付属高校を選んだのは、父親の鈴木宗人さんが同校野球部の市原勝人監督と小学生時代からの同級生だったことが大きな理由のようです。

ちなみに市原勝人監督自身も同校野球部のOBなのですが、同じ地区の同い年には「大ちゃんフィーバー」を巻き起こした早稲田実業の荒木大輔さんがいたため、甲子園には一度も出場することができませんでした。

地元が同じ超有名なプロ野球選手は?

鈴木選手は横浜DeNAベイスターズのリリーフエース・山崎康晃選手と地元が同じで、2人とも子供の頃から野球ではちょっとした有名人だったため、お互いに名前は知っていたとのこと。

鈴木選手と山崎選手の地元おもしろエピソードについては別の記事で書いていますので、そちらも読んでみてくださいね。

実家の喫茶店がアド街ック天国に登場

鈴木選手が生まれ育った荒川区町屋の実家は、宗人さんが営む喫茶店なのですが、なんとその喫茶店が、鈴木選手が小学5年生、11歳の時にテレビ東京の有名番組「出没アド街ック天国」に取り上げられていました。その喫茶店の名前は「コーヒーマチヤ」。

その回は荒川区町屋の特集だったのですが、漫画「巨人の星」の設定と同じ町屋に、星一徹・星飛雄馬の親子をまさに地で行く、リアル巨人の星とも言えるような野球の熱血親子がいるということで紹介されたのです。

リアル「巨人の星」親子の特訓場

夜になり喫茶店の閉店時間になると、おもむろにお店の裏口から外に出て、お店と同じ長屋の隣にある「謎めいた部屋」へと入っていく父・宗人さんの姿が。

その部屋は広さにして8〜10畳ほどだと思うのですが、なんとそこには宗人さん手作りの野球の簡易的な練習場があり、ティーバッティング用のネットが張ってありました。

そこでは、まだ11歳の鈴木選手が、宗人さんが投げる硬球を小学生とは思えない鋭いスイングでネットに向かって打ち返していました。

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もう何十球、何百球と振り込んで疲れが見えてきた鈴木選手に対して、宗人さんが「もっと、もっと」と一球ごとに厳しい声を掛け、黙々とティーバッティングをこなすという猛特訓が、鈴木親子の毎日の日課になっていたようです。

実家の喫茶店の現在は?

二松学舎大付属高校時代は甲子園出場こそ叶わなかったものの、高卒ながらドラフト2位で広島に指名され、今では侍ジャパンのクリーンアップまで任されるほどに成長した鈴木選手があるのは、この親子の猛特訓があったからでしょう。

ただ残念なことに、鈴木選手の実家の喫茶店「コーヒーマチヤ」は京成電鉄の高架下にあったのですが、耐震基準を満たしていないとかで、ガード下にあったお店などは軒並み取り壊されて閉店を余儀なくされてしまったようです。なので現在はもうないんです。

実は僕も以前、まだ鈴木選手がプロ入りする前に、町屋に行った時にたまたま通りかかってこの「コーヒーマチヤ」に入ったことがあるんです。もちろん当時は鈴木選手のことなど知らず、あとから「アド街ック天国」を見て、「あっ、もしかしてあのお店!」と気づいたのですが。

人気メニューの「ケチャップご飯のドリア」、また食べたかったです。

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