ヤクルト・山田哲人選手のこれまでの年俸推移をまとめました。プロ野球史上初の3度のトリプルスリーを達成した山田選手はまだ26歳(2019年2月時点)。当然ながら国内FA権・海外FA権の取得時期と、行使するのかしないのかは、プロ野球ファンなら誰しもが気になるところです。

山田哲人の年俸推移(金額は推定)

球団 推定年俸
2011年 ヤクルト 720万円
2012年 ヤクルト 800万円
2013年 ヤクルト 1000万円
2014年 ヤクルト 2200万円
2015年 ヤクルト 8000万円
2016年 ヤクルト 2億2000万円
2017年 ヤクルト  3億5000万円
2018年 ヤクルト 2億8000万円
2019年(※) ヤクルト 4億3000万円

(※)4億3000万円プラス出来高払いの単年契約。

山田哲人のFA権取得はいつ?

山田選手は2010年秋のドラフト1位でヤクルトに入団しているので、プロ1年目は2011年。この記事の執筆時点で実働年数は8年(2011〜2018年)ですが、FA権の取得に必要となるのは、「出場選手登録(=一軍登録)の日数」。

(参考)日本プロ野球のFA権取得のルール

山田選手の場合、2018年シーズン終了時点での出場選手登録日数は「6シーズンと68日」となっているので、

  • 国内FA権利の取得まで:あと1シーズンと77日(順調にいけば2020年シーズン中
  • 海外FA権利の取得まで:あと2シーズンと77日(順調にいけば2021年シーズン中

となります。

山田哲人が国内FA権を行使する可能性は?

僕個人的には、山田選手が国内FA権を行使して他球団へ移籍する可能性は十分にあると思います。その理由は3つ。

  1. メジャーの場合、日本人内野手が成功するのは難しい
  2. ヤクルトには金銭面で過去に不満を持ったという噂も
  3. 古田敦也氏の意味深なコメント

まず理由の1つ目。山田選手は、過去にメジャーに挑戦した日本人野手の中で見ると、タイプ的には松井稼頭央さんが一番近いと思うんですよ。同じ内野手ですし。

でもあの松井稼頭央さんですらメジャーでは満足のいく活躍はできず、2004〜2010年の7年間で3チームを渡り歩き、通算打率.267という結果で2011年から日本球界に復帰しましたからね。

2つ目の理由は、山田選手が初めトリプルスリーを達成した2015年オフの契約更改でのこと。山田選手としては年俸8000万円から3倍増となる2億4000万円を期待していたところ、球団からの提示額は2億2000万円と希望額に届かず、

「ちょっとショックです」

と、サインはしたものの落胆の表情を隠さなかったため。同じ年にトリプルスリーを達成した柳田悠岐選手が、その年の年俸9000万円から一気に3倍増の2億7000万円になりましたから、やっぱり不満はあったのかもしれません。ちなみにこの時の契約更改で山田選手は、球団からの複数年契約の提示を断っています。

3つ目の理由は、2018年10月に放送されたテレビ番組「戦え!スポーツ内閣」に出演した古田敦也さんが、「山田選手はいつまでヤクルトにいると思いますか?」と聞かれた時の意味深なコメント。

「あと1年か2年でしょうね。FA(フリーエージェント権)取るんでね」

「本人もなんかちょっと色気出してきてますからね」

「ちょっと違うステージにっていうのは考えているみたい」

ただ、古田さんは、過去にメジャー挑戦した野手の成功事例が少ないことを危惧しながらも、次のようにも発言しています。

「やってみないと分からない」

「(ショートだと肩の強さなど日米で)「レベルが違いすぎる」が、「セカンドだったらチャンスある」

国内移籍だったら巨人かソフトバンクか

国内移籍であればおそらく巨人かソフトバンクではないでしょうか。

  • 12球団の中でもダントツの金満球団
  • 両チームともセカンドが長年の補強ポイント

特にソフトバンクは、圧勝と見られていた浅村栄斗選手のFA争奪戦で楽天に敗れてますからね。打てる大型セカンドは喉から手が出るほど欲しいんじゃないでしょうか。

ただ、山田選手本人の意向としては巨人のほうが強いのかもしれません。それは、

  • 在京球団が希望との噂(大阪出身だからこそ、東京への憧れが強いらしい)
  • WBCの侍ジャパンに選出されてから、巨人の坂本勇人選手と親交が深い

メジャー移籍への願望は?

では、メジャー移籍の気持ちはどうなのでしょう?2019年シーズンに同じく国内FA権を取得する広島の菊池涼介選手や、1歳年上の横浜DeNA・筒香嘉智選手がメジャーへの願望を名言している一方で、山田選手はメジャー移籍に関してはあまりコメントをしていません。

2018年オフの契約更改の時も、「交渉の場でメジャーの話は出たか?」と聞かれた際に、

「シークレットです」

と一言で巧みにかわしていました。

ただ、2017年1月に出演したテレビ番組「TOKYO応援宣言」の中では、

「めっちゃ行きたいって思う時もある。野球をやっている以上は、心のどこかではやりたいっていう気持ちは正直あります」

と、メジャー挑戦について珍しく語っていただけに、アスリートである以上はやっぱり高みを目指したいと思う気持ちは尽きないのかもしれません。

どんな選択をするにしても応援したいとは思いますが、もしメジャーに行ってしまうのであれば、日本球界にいるうちに、前人未到の40-40(40本塁打&40盗塁)を是非とも見てみたい!

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