柳田悠岐選手のこれまでの年俸推移です。福岡ソフトバンクとしての球団史上最高額を更新し、次なる注目はメジャーへの挑戦があるのか。国内FA権、海外FA権の取得時期と、メジャーからの実際の評価をまとめてみました。(金額は全て推定)

柳田悠岐の年俸推移

球団 推定年俸
2011年 ソフトバンク 1200万円
2012年 ソフトバンク 1200万円
2013年 ソフトバンク 1800万円
2014年 ソフトバンク 3200万円
2015年 ソフトバンク 9000万円
2016年 ソフトバンク 2億7000万円
2017年 ソフトバンク  2億6000万円
2018年(※) ソフトバンク 5億5000万円
2019年(※) ソフトバンク 5億7000万円

(※)2018〜2020年は3年契約

FA権取得のルール

日本のプロ野球におけるフリーエージェント(FA)制度は1993年オフに導入され、その権利には「国内FA権」と「海外FA権」の2種類あります。

国内FA権の取得まで

  • ペナントレース中の出場選手登録(=一軍登録)日数が「145日以上」のシーズンを「1シーズン」とカウント
  • 1シーズンの出場選手登録日数が145日以上の場合は145日としてカウント(145日を超えた日数は切り捨て)
  • 出場選手登録日数が145日に満たないシーズンは、それらを全て合算して145日に達すれば「1シーズン」とカウント
  • 合計8シーズンになると国内FA権を取得(2007年のドラフト以降に入団した大学・社会人出身選手は「7シーズン」)

つまり、

145日以上の出場選手(一軍)登録 X 8シーズン (1160日)

(※)2007年のドラフト以降に入団した大学・社会人出身選手は「7シーズン」(1015日)

の条件を満たせば国内FA権が取得できます。

海外FA権の取得まで

「1シーズン」のカウント方法は国内FA権と同様で、取得条件は、

145日以上の出場選手登録(一軍登録) X 9シーズン(1305日)

です。

FA権を取得しても行使する・しないは本人の自由で、行使しなかった場合はその権利はその後も有効なものとして継続されます。また、行使した場合は、その後の出場選手登録が「4シーズン」に達すると、「海外FA権」を取得できることになります。

ちなみに、国内FA権は日本国内の球団にのみ移籍可能ですが、海外FA権は国内・海外含めて全ての球団への移籍が可能になる権利です。

柳田悠岐の海外FA権の取得はいつ?

さて、それでは本題。国内FA権は2018年シーズン中にすでに取得済みの柳田選手ですが、気になる海外FA権の取得はいつになるのでしょうか。

柳田選手は2010年秋のドラフトでソフトバンクに入団していますので、プロ1年目は2011年。そこから2018年シーズン終了までに8年が経過していますが、2011〜2013年の3年間は出場選手登録日数が145日に満たない年があったため、「3年間で2シーズン」となっています。

トータルすると、2018年シーズン終了時点での出場選手登録日数は「7年と9日」。なので、海外FA権の取得に必要な登録日数はあと「1年と136日」。つまり、怪我などせず順調にいけば、2020年シーズン中には海外FA権を取得できる予定です。

メジャーからの評価は?

2018年11月に行われた日米野球で、初戦の逆転ホームラン、2戦目の2試合連続ホームラン&4打点など目覚ましい成績を残した柳田選手に対して、メジャー選手からの評価も急上昇。

日米野球で対戦したインディアンス ダン・オテロ投手は、

「本物の打者」

また、ダイヤモンドバックス球団社長付補佐のルイス・ゴンザレス氏は、柳田選手がトリプルスリーを達成した2015年にソフトバンクの試合を観戦した際に、

「野手でいうと、私は若いセンターが気に入っている。(ソフトバンクの)ナンバー9だ。左打ちだ。彼のプレーはエキサイティングだった」

と賛辞を送っていました。

柳田悠岐のメジャーへの熱い想い

2017年オフの契約更改で、3年総額15億円プラス出来高という大型契約を結んだ柳田選手。球団側としては2020年の海外FA権取得まで見越して、少なくとも5年を超える超大型契約まで用意していたと言われていますが、最終的には3年契約で決着しました。

その際、メジャー移籍について柳田選手は次のように語っています。

「僕は何度も球団に『ポスティングを認めてください』とお願いしてきた。(ポスティングを認めないという)球団の考えや僕を必要としてくれていることはよく分かっているし、それは光栄なこと。先のことは誰にも分からないけど、僕は(海外FA権を取得する)33歳でも勝負できると思っている。だから(今回は)3年契約」

松井秀喜さんが日本の最終年でシーズン50本塁打を放ち、メジャー移籍への置き土産にしたように、柳田選手には三冠王や、プロ野球史上初の40-40(40本塁打&40盗塁)を達成してメジャーに飛び立ってほしいと願っています。

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